ベルギーの有名チョコレートブランド「ピエール・マルコリーニ」のセレクションチョコを購入しました。
ベルギーを代表するショコラティエ「ピエール・マルコリーニ」が創業したブランドは、2015年にベルギー王室御用達の栄誉を得るほどになっています。
マルコリーニ本人の「カカオへのこだわり」は彼が生み出す全てのチョコに込められており、その味わいは繊細さから大胆さまで変幻自在の魅力と輝きを放っているほど・・・
まさにチョコレートのマジシャン。
今回はそんな「カカオの魔法使い」マルコリーニの新作を含めた「3つのチョコレート」を味わってみることにしました。
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チョコセレクション3個入りレビュー
公式ストアで購入しました。
バッグとパンフ、チョコレートボックスの3つです。
バレンタイン時期の特別デザインということ。
チョコボックスはこちらです。
手のひらサイズですね。
パッケージをスライドさせると、内箱が出てきました。
さらに内箱を取ると、内蓋が登場。
内蓋をとって、ようやくチョコに到達です。
左から「アニモキャラメル」「クール・ヌーヴォ・フリュイ・ドゥ・ラ・パッション & フルール・ド・オランジュ」「ピエール・マルコリーニ・グランクリュ」です(名前のボリュームがすごい!)
お皿に移し替えてみます。
全体的な香りはほのかなカカオと、うっすらとしたフルーツフレーバーですね
では一づつレビューしていきましょう。
アニモキャラメル
公式サイトの紹介です。
ミルクチョコレートの中にフルールドセル(塩の花)とキャラメルソース
デザインの意味はよく分かりませんが、何かの動物を象ったんでしょうか?
裏面
サイド
割ってみましょう。
チョコシェルのなかにクリームが見えますね。
香りはキャラメル風でしょうか。
では食べてみます。
噛むと「カリッ」とした軽めの食感の後に、さっぱりしたチョコの味わいが広がります。
次いでキャラメルの風味。
ほんのり塩味がチョコの甘さを引き立てます。
甘さはすごくさっぱり。
海外チョコにありがちな「くどさ」はみじんも感じません。
それでいてしっかりと味わえるカカオの風味。
口どけもよくサッパリ感がすごく良いですよ^^
ポイント
・さっぱりしたチョコの味わい
・キャラメル風味がほのかにする
・塩味がほんのりとチョコとキャラメルの甘さを引き立てている
・口どけもさっぱり
・後味の爽快さが心地よい
クール・ヌーヴォ・フリュイ・ドゥ・ラ・パッション & フルール・ド・オランジュ
めちゃくちゃ長い名前のチョコです^^;
名前の複雑さに似つかわしくない可愛いハートのチョコがいい感じです。
公式サイトの紹介によれば、
パッションフルーツとオレンジフラワー風味のミルクチョコレートガナッシュ。甘みと酸味の絶妙なバランス
となっていますね。
裏面
匂ってみると、確かにトロピカル風のフルーティーな香りが漂ってきますね。
パッションフルーツの風味は好きなので、これは楽しみですよ。
サイド
表面のキュートさとは違って、中身が重層的に厚みがあるのが頼もしいところ。
食感の良さが期待できます。
では割ってみましょう。
小さいけれど、何層にも積み重なったチョコレート。
「手間暇をかけて作られた感」がすごくしますね。
食べてみます。
パリッとしたチョコプレートのソフトな噛み感と、ガナッシュの柔らかな粉砕感が心地よいです。
ガジガジな細かい食感が快感です。
続く「口に広がるフルーティーな風味」と「酸味の効いた味わい」の組み合わせも至極。
そして最後にいくつもの食感と香りと風味を潜り抜けたあとにくる「消えるような口どけ」。
フルーツの風味も上品です。
かなり「お洒落な味わい」のチョコレートですね^^
ポイント
・ガナッシュの食感が心地よい
・酸味の効いたフルーティーな風味が、他にはない「スペシャルな感覚」を味わせてくれる
・口どけの良さが凄い
・上品な風味がしばらく口の中で残る
ピエール・マルコリーニ・グランクリュ
小さな樽のような形をしたチョコレートです。
公式サイトによれば、
ピエール マルコリーニこだわりのカカオを最良のバランスでブレンドしたこだわりのビターガナッシュ
となっていて、私の好きな「ビターな味わい」が楽しめそうです。
裏面
サイド
底のチョコプレートが「帽子のつば」のようになっているのが面白いですね^^
香りは濃厚なカカオで、いかにも「ビター」な雰囲気が満タン。
では割ってみますね。
割った時に底のチョコプレートが残ってしまい、3つに分かれてしまいました。
なんだか遺跡の発掘のようです笑
ではメイン部分の評価を。
チョコシェルの中にみっちりとガナッシュが詰まっています。
香りもビターですね。
底プレートはこんな感じ。
ボタンのようになってます^^
では食べて見ましょう。
噛むとソフトな「カリッ」感があり、すぐに口に溶けていきます。
次いで中のガナッシュが登場し、たちまち口の中にチョコソースが広がります。
すごく濃厚な味わいなんですが、それでいて「あっさり」。
苦みもほとんど残らず、ただ後にゆったりとしたカカオのビターな香ばしさを残していく感覚。。。
すごく上質で大人の味わいですね。
チョコシェルの口どけの良さもかなり良くて、ガナッシュとの「口に馴染んでソース化していく」プロセスはまるで「チョコレートの魔法」にかけられたような気分にさせられました。
ポイント
・ビターな香り
・シェルとガナッシュの口どけ感が凄い
・後に残らない苦みと香ばしさ
・それでいて口の中でしばらく滞在するビターチョコの魔法的な美味しさ
・落ち着いていてダンディズム溢れる「大人のチョコ」な印象
感想まとめ
甘さも目立たず、とにかく「チョコレート」「素材」の味わいを究極的に高めた美味しさ、という感じを受けました。
レビュー本文でも書きましたが、このブランドのチョコの味わいは言葉で上手く表現するのが難しいんですよね。
自分の語彙が足りないのはもちろんあるのですが、それ以上に「どんなに上手な言葉で飾っても伝えきれない深遠な世界観」がピエールマルコリーニのチョコレートには含まれているような感じがして、「感じ入る」という一言しか残せません。
美味しいと言えばもちろん美味しいのですが、それだけでは伝えきれない魅力。
だからこそ「感じ入る」という表現でまとめさせてもらおうかと思います。
ある意味「アート」ともいうべき名人のチョコレート。
名画を楽しむような感覚で、ぜひ多くの人に味わってほしいと思います。