岡山県の名産「きびだんご」の紹介です。
「きびだんご」といえば「吉備の国(岡山県の旧称)」で生まれた団子で有名ですよね。
桃太郎が鬼退治のときに持って行った「吉備団子」が発祥だと言われています(おとぎ話です)
犬、キジ、サルを引き連れた勇敢な桃太郎が「腹が減っては戦ができぬわい!」とばかりにガツガツ食べたのかどうかは不明ですが、吉備団子のネームバリューは日本人なら知らぬ者はいないほど。
今回はそんな吉備団子の老舗である「廣榮堂本店」の団子を頂こうと思いますよ!
もちもちした一口サイズの吉備団子が姿を現しました。
表面にコーティングされた薄い砂糖パウダーのサラサラ感も指に心地よいです。
伸びも十分もちもちですよ。
食べてみますと、ほんのり甘い風味にもち~っとした餅生地の柔らかさが口に気持ちよく広がります。
吉備団子独特の香りも素晴らしいですね。
甘さも優しくて、後味もくどくないのが和菓子の良いところ。
砂糖も上質なものを使っているのか、あっさりした甘さが美味しいですね!
ちなみに吉備団子は、
・国産のもち米に砂糖と水飴、きびを加えた和菓子
・素材の旨味を活かした素朴な味わい
というお菓子です。
「きび」はイネ科の植物で、穀物の一種です。
「うるち」や「もち」の原料にもなるみたいですね。
お米が貴重だった時代の主食として常食されてきたのかと思われます。
そんな伝統の食材を使った「きびだんご」を今回は久しぶりに食させてもらいました。
やっぱり日本の和菓子は良いな、ということで!