ベルギーの新興チョコレートメーカー「カバリア」のチョコレビューです。
砂糖不使用のチョコブランドとして有名なカバリアのチョコを成城石井で見つけたので、初めて買って食べてみました。
その味は・・・予想以上に「美味しい」の一言。
抑え気味の味わいには深さやコクさえ感じることができて、カカオそのもの美味しさを感じることができたと思います。
今回はそんなカバリアのチョコのより詳しいレビューをこれからご覧ください。
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カバリアとは?
カバリアは1996年の創業以来、砂糖を使用しないチョコレートづくりに特化した興味深いベルギーのブランドです
全ての商品に「マルチトール」という糖質を使用しており、さらに原材料に「イヌリン」という、自然素材の水溶性食物繊維も使用しています。
それぞれの特性をまとめてみると、
【マルチトール】
・甘薯やトウモロコシに含まれるデンプンが原料の糖分
・カロリーは砂糖の約半分
・甘みは砂糖に近く、すっきりした後味が特徴
【イヌリン】
・チコリやゴボウ、玉葱等に多く含まれている水溶性食物繊維
・ビフィズス菌を増やしてお腹の調子を整える
・血中に含まれる脂肪を低減する
・食後の血糖値の上昇を緩やかにする
となっています。
どちらもかなりヘルシーで体に優しい素材であることがわかりますね。
そんな体に嬉しい素材を使ったチョコの味わいは如何なるものに!
ではレビューにいきましょう!
カバリア「ダークチョコレート」実食レビュー
ハンディサイズのチョコレートです。
素材も先ほど述べた通り、ヘルシーな並びになっています。
カカオマス、マルチトール、イヌリン、ココアバター、乳化剤、香料
余分なものをできるだけ含まない絞った内容になってますね。
では中身をば。
硬質で彫刻的で立体的です。
そんじょそこらのチョコにはない「気品」と「誇り」を感じます。
香りもシックでダークで軽く発酵感があって優雅。
香りの段階で期待を持たせてくれますね、
けっこう固めなので、割るときにけっこう力を入れないといけません。
男の自分でも「フンッ!」と力を込めてバキッと割らないと、ブロックを分けないという・・
割ったチョコはもちろん口の中に入れても硬質感は変わりません。
歯が弱い人はここで無理すると折れてしまいかねないので、口の中で転がしてゆっくりと溶かしていくと良いと思います。
口に入れると、すぐに「パアーッ」と独特の発酵気味のカカオの香りが広がります。
溶けていくチョコの中に混じるカカオの濃厚な香りと、抑え気味の甘さ。
しかも甘さは人工甘味料にあるような「ウソ臭さ」がなく、口の粘膜にしっとりなじむナチュラルな風味で、カカオの香りとともに口全体に美味しく広がって鼻孔から抜けていくのです。
後味はもちろんアロマなカカオの香りがゆったりと喉の奥から鼻にかけて漂っている幸せ。
上品で優しさがあって、最後に残るカカオの濃厚さが本物のチョコであることを証明してくれております。
まとめ
はっきりいって美味しかったです。
ビターなのが好みなので、甘さが控えめなのは助かりましたし、何よりしっかりした食感と香りの高さが最高でした。
歯の弱い人には「硬め」なことは欠点になるかもしれませんが、これも口で溶かせば問題ないです。
むしろ溶けた後にも残る「芯の部分」のしっかりした食感がさらに美味しさを誘うと思いますよ。
ヘルシーな美味しさを求めている人はぜひ食前や食後のデザートにどうぞ^^