今回のチョコレートレビューはその名の通り「フォンダン・ショコラ」です。
フォンダン・ショコラとは正式名称を「fondant au chocolat」といい、日本語読みでは「フォンダン・トウ・ショコラ」となります。
その意味するところは、fondant(溶ける)chokolat(チョコレート)で、すなわち「とろけるチョコレート」。
ガナッシュを入れるので、内部がチョコレートソース状になっているのが特徴的です。
今回はそんなフランス菓子のチョコレートを、神戸生まれのドイツ菓子メーカー「ケーニヒスクローネ」からの提供でお送りします。
美味しそうなチョコケーキです。
真ん中に穴が開いていればドーナツ風になるのでしょうが、そこにはみっちり美味しそうな何かが詰まっています。これは嬉しい。
ちなみにフォンダンショコラというのは、実は今回初めて食べるのですが、先ほどの付録のシートの情報をみると、温めて食べると美味しいようですね。
そのまま食べても良いようですが、これはぜひ試してみないといけません。
ということで!
電子レンジで加熱することにしました。
待つこと45秒。
チーン!となって完成です。
テカテカに光ったチョココーティングの溶け具合が、いかにも美味しそうです。
まずは切って中身をご覧にいれましょう。
おおおーっと!
いきなりチョコケーキの位置が箱からずれてしまいました(泣)
これでは美味しそうな雰囲気が伝わらないので、もう一枚をどうぞ。
どうです?
これで少しはマシに映ったのでは?
中に流れ出たチョコソースがいかにも美味しそうです。
香りはドーナツのような甘い匂いがしますね。
これは旨そうな予感がします。
改めてショコラの外観をじっくり眺めていきましょう。
外壁部分のスポンジケーキです。
下のほうのしっとりとソースが染み込んでる感じが良いです。
一切れを取ってみました。
やはり香りがいいです。
ではこのまま一口。
う~ん、これは旨い!
生地が柔らかくてふんわりしていて、それでいて温かさがあるので、今までに味わったことがないくらいに最強に美味しいですね。
チョコレートを加熱して食べること自体は、このブログでも何度も試してきましたが、今回のこの味わいにはまるでほど遠い江戸時代の大昔のように感じてしまいます。
チョコレートそのものは、もちろん甘いのですが、そのソースがすごく「なめらか」で、さらにほんのりとした蜂蜜のざらっとした糖の舌触りを感じます。
甘さも「優しい」まろやかな甘さで、尖った感じがないのがいいです。
まろやかさが良く出ています。
チョコレート生地のスポンジのふわっとっした食感と、チョコソースのざらりとした蜂蜜感が合さって、絶妙の美味しさに仕上がっています。
無骨なおっさんの撮影なので、巷のチョコレート女子があげるようなキレイなスイーツ写真にはなっていませんが、生々しい迫真に満ちた美味しさを伝えることはできたのでは?