マカデミアチョコで世界的に有名なハワイアンホースト社の製品です。
1950年代にマカダミアナッツとチョコレートを組み合わせたマカダミアナッツを世界で初めて製造して爆発的な人気を博したといわれる同菓子メーカーは、マカダミアナッツの生産地の一つであるハワイを母国とし、世界的なチョコブランドの一つとして日本でも広く知られています。
もともとこのチョコメーカーはマモル・タキタニさんという日系人の方が作られた会社。
先ほどのマカデミアナッツをチョコにくるんで食べる方法も、タキタさんがひょんなことから考え出したようですね。
ハワイは昔から日本人に人気のある観光地で、その縁から日本でもこのマカデミアナッツは流行したと言われています。
そんなハワイアンホースト社のチョコの一つである、今日のアーモンドロカは残念ながら(!?)マカデミアナッツを使用こそしていませんが、代わりに小さく刻んだアーモンドを外側にコーティングして、香りと口当たりを格別なものにしているのです。
Check!!クリスマスケーキ通販おすすめ
Check!!クリスマスギフト通販おすすめ
*本サイトの記事内に広告が含まれる場合があります
アーモンドロカ実食タイム
このアーモンドロカは、実は最寄りの輸入食料店で購入しましたが、数ある輸入チョコの中サイズが非常に小さいタイプ。
親指くらいの大きさが特徴的なんですね。
手のひらサイズのパッケに親指チョコが3つ。
では早速食べてみましょう!
白いアーモンドにまぶされたチョコスティック棒。というか、かなり硬いです。写真を撮るときにいつも割って撮影するようにしてるのですが、今回のこのチョコはすごく硬くて、手で二つにはできませんでした。
結局、歯で噛んで折ったわけですが、これはたぶん親指サイズの小さのために、逆に指に力を入れるのが難しいというのもあるのでしょう。
歯で折れるくらいだから、食べられないくらい硬いというわけではないでしょうからね。
ではチョコレートがどこにあるのかというと、これが外側にコーティングされているんです。白く細かくカッティングされたアーモンドとともに親指スティックの表皮を形成しており、「えっ?じゃあ、この固さはどこからきてるのか?」と疑問が。
というのも、噛んだ瞬間にかなりの歯ごたえがあるのは、半分に割った時に感じたわけですが、実際に食べるときにも、同じような固さを歯で感じながら咀嚼していったわけです。
「ガジュッ」
そんな感じの音を口の奥で聞いたような瞬間。
スティックはきれいに四散しました(したように口の中で実感しました)。
半分に割れた中身は、チョコではなキャラメル地というか飴風というか、少し硬めに仕上げた甘い中身に、おそらくアーモンドと思われる実が入ってました。
ほんのりバター風味が効いた微妙にオイリーな噛み味。いったいどうやって作られてるのだろうと思って、サイトで調べてみると、
新鮮なバターを煮詰めて作ったバタークランチをミルクチョコレートで包み、クラッシュした上質なカリフォルニア・アーモンドを絡めました。3粒入りのポケットサイズ。
とありました。なるほどと。バターを煮詰めて作ったのかと。それでこんなにオイリーなのかと。やるじゃないかと。
「うんうん」と頷きながら食べたのは、油好きな自分がかなり美味しいと感じたからでしょう。
「小さいのに食べごたえがある」
そう感じました。サイズは親指の大きさなので、咀嚼したらすぐに食べきれてしまうのですが、味が複合的というか、外側のアーモンドの口触りと香ばしさ、すぐ下にあるミルクチョコの程よい甘さ、そして最深部の煮詰めたバタークランチの噛みごたえのある固さと最後に訪れるほんのりオイリーな旨み成分・・・
これらの3段階の味覚が、サイズの小ささを補ってあまりあるといえます。
(これだけ中身に甘みが凝縮されてると、一つでもそれなりにカロリーもありそうだ)
そう思いつつ、さらにその固さのおかげで移動時にポケットに入れていても形が崩れないので、実は非常用に意外に向いてるのかもしれない、と感じたのでした。
まとめ
本来は災害用に作られた食品ではないのですが、移動時のちょっとしたカロリー補充用と考えれば、案外悪くないスイーツではないかなあと思いました。
今回の地震が契機となって、日本列島を縦断する断層が活発に動き出したという話もあります。
そうなれば日本全国どこでも震災の恐れが高まってくるので、そうした際に移動用の災害用食料の一つとして、こうしたスイーツの選定も日ごろから行っていかなければならないなと個人的には強く思っています。
みなさんも、ぜひ今の内からいろいろと必要と思われるものを準備されることをお勧めします。