東京青山にある洋菓子ブランドです。
葉巻型のクッキーがとても美味しいという噂を聞き、早速購入して実食することにしました。
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シガールの実食スタート!
まずは外観から。
バター、砂糖、卵、小麦粉、アーモンド、のシンプルな原材料。
では「シガール」を取り出してみましょう。
大きさは実際の「葉巻」より少し長めです。(指荒れ、ソーリー!)
バターとアーモンドの「こってりした」香りがします。
一口噛むと、粒子の細い、きめ細やかなサクジャリの生地の食感。
そのすぐ後に、思ったより甘さ控えめの味わいがきますね。
ただ香りほどはこってりとせず、あっさり風味の口当たりも予想外。
すごく食べやすいですね。
それ以上にサクジャリな生地の食感が絶妙に美味しい。
密度が濃くありつつも、決して固くはなく、むしろはかないほどに指のひとおしで粉砕されていく生地の柔らかさをもつ。
一方で歯触りの存在感はしっかりとしていて、ちょうど良いバランスで生地が固められている感触を受けます。
噛んでいるときも後味も終始控えめな甘さは、ダイエット中のスイーツ好きにはもってこいではないでしょうか?
噂以上の「シガールな美味しさ」を確かに受け取りました^^
ヨックモックとシガールの紹介
まず始めにブランドと菓子を紹介しましょう。
足立区でチョコレートを作っていたのが発祥のヨックモック。
夏場に売れる菓子を売ろうということで、クッキーに目をつけたのが始まりだといいます。
1969年にヨーロッパに視察に行った創業者がフランスのクッキー「ラングドシャ」に出会い「シガール」の原型が完成します。
ラングドシャはバターをメインに砂糖や卵、バニラのエッセンスをブレンドして作られるために、口どけが良いという特徴があり、それまでの小麦粉にバターやマーガリン、卵などを練り合わせていくスタイルとは真逆の作り方に商品の着想を得たといいます。
販売する際に割れないように工夫を重ねていたところ、現在のような葉巻型になったとか。(商品の命名もその形で決まりました)
こうして試行錯誤の末に作られた「シガール」は日本だけでなく、世界中でも愛される逸品となっているようです。
⇒ 「シガールは最初、手で巻いていたんです」 - 日経トレンディネット
特に中東ではなぜか人気が高いようで(2014年当時の情報ですが)、世界中のお金持ちが集まるドバイでは飛ぶように売れているとのこと。
アメリカに留学していた中東の子女がヨックモックの美味しさが気に入って、帰国後に広めたのも、人気が出た理由の一つだといいます。
他にも中東ではイスラム教の戒律により飲酒ができないため、甘いものを好む人が多いということや、日本風の上品で甘さを控えめにした味が、生活習慣病の多い同地の富裕層に受け(出稼ぎの外国人に肉体労働を委任しているため)、驚くような大人買いを現地のショップで行われているとソース元のニュースでも触れられていました。
⇒ヨックモックはなぜ中東でバカ売れ中なのか | 食品 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
まさに世界基準の美味しさを誇る「シガール」。
遅ればせながら、私もワールドワイドな美味しさを味わせて頂きました^^
まとめ
バターがメインのシンプルな素材で作られたシガールは、想像以上に上品であっさりな風味があり、ラングドシャ風の口どけの良さも手伝って、かなり癖になりそうな美味しさ有していました。
先ほども書いた通り、甘さが控えめなので、低糖質とまではいかないまでも、少し甘いものを控えたい、でも甘いものが食べたいというスイーツ好きの矛盾した欲望にぴったりのテイストを有していると思います。
サクサクと歯触りの良い食感もまた最大の魅力の一つ。
季節を問わない焼き菓子ということで、贈答品にも自分用のスイーツとしてもおススメですね。
抹茶味のシガールもあるので、気になる方は要チェックですぞ^^