スイスのチョコブランド「ゴールドケン」の洋酒チョコレート実食シリーズ第2弾です。
前回のジャック・ダニエルはアメリカのウィスキーで味付けされていて、食べた瞬間に「オー、ベイベー・・」となったわけですが(完全に気分だけです笑)、それ以上にカカオの濃さが強かったので、意外にパンチのある風味を味わうことができました。
⇒ゴールドケンの洋酒チョコ「ジャックダニエル テネシーハニー」実食レビュー
今回はアメリカ流の「ベイビー!」な荒くれ気分とは違って、文化の香りのするおフランスのコニャック「レミーマルタン」を基調としたチョコです。
コニャックって何?レミーマルタンって?という人のために、実食の前に軽く説明していきましょう。
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コニャックとレミーマルタンについて
まずコニャックについてです。
ブランデーの一種になります。
ブランデーとは、果実を発酵させた後に蒸留し、樽などで熟成させた蒸留酒になります。
リンゴや洋ナシ、ブドウなどの果実から造られており、その中でもブドウを原料としたものをグレープブランデーと呼ばれています。
そのグレープブランデーの中でフランスのボルドー地方北部にあるコニャック地方で造られたものが「コニャック」になります。
つまり「地名」がお酒のブランド名になったわけですね。
そこで作られるコニャックはかなり厳しい基準をクリアしなければ市場に出回ることはなく、それがコニャックを世界的なブランドにした理由の一つになるのでしょう。
そのコニャックを販売するメーカーの一つが「レミーマルタン」。
1724年創業の老舗ブランドで、1948年からはコニャックのみを取り扱っています。
そんな「コニャックと結婚したブランド」レミー・マルタンの味わいは、フルーティーでフローラルな香り、フィーヌ・シャンパーニュならではの豊かな味わいが特徴的です。
なめらかな口当たりや長い余韻を感じられる美味しさがあり、良質なコニャックの典型例といえますね。
そんなコニャックの貴公子(ネーミングが変わっとる!)レミー・マルタン伯爵が入り込んだチョコレートの味わいは如何なるものに?!
では早速、実食レビューといきましょうかい!
ゴールドケン洋酒チョコ 「レミーマルタン コニャック」実食レビュー
すでにこの時点「レミー・・」と惚れかけていたのですが、そこはそれ、ここはそこ、です。
腹が減っては戦が出来ぬ、さっさと中身を開けて貪ることにしましょう。
金色の内パッケージです。
前回のジャック・ダニエルのときも同じでしたね。
ゴールドケンのブランドイメージに合わせているのでしょうか?(名前からしてゴールドですからね)
チョコを見る前に原料を確認。
裏面の原材料名には「砂糖、カカオマス、ココアバター、洋酒、全分祐、脱脂粉乳、乳化剤」とあります。
洋酒の部分がコニャックになるのでしょう。
全体的にミルク成分が多いのは「ミルクチョコ」の気配が濃厚ということでしょうか?
ではチョコを開陳!
今回は全壊時のようにバラバラに割れることはありませんでしたが、それでも持ち上げた時に真ん中をポキン、といってしまいました(涙)
写真で真ん中あたりが少し中央寄りになっているのは、そのせいです。
香りですが、カカオマスの香ばしさとフルーティーな匂いがフワッと漂ってきます。
このフルーティーさがコニャック由来になるのですかね?
かなりいい感じの果実フレーバーですよ。
チョコのブロックも相変わらず大ぶりで食べ応えがありそうです。
一粒をとって噛んでみましょう。
ミルクチョコの風味がしますね。
噛んですぐに中からトロリと液体が流れ出てきます。
これがすごく香り高くて風味よく、いかにもフランス生まれの果実蒸留酒ならではの芳醇さを感じます。
「レミーマルタン・・」
と心の中で葡萄酒の涙を流しながら、感激にむせびつつチョコを頬張っていくと、洋酒の上品さがより高まっていくような気がしますね。
チョコそのものは結構甘くて、以下にもミルクチョコという味わいがしました。
レミーマルタンの上品な風味と味わいがミルクチョコの甘さをカバーしている感じがしまして、不思議と「くどさ」や「しつこさ」はないですね。
これはかなり美味しいですよ!
まとめ
予想を超えてリアルにレミーマルタンの美味しさを謳歌できたコニャックチョコレート。
少ないとはいえ、洋酒チョコに含まれているアルコール独特の「うっ」とくる感覚も少なく、食感も「ふわっ」としてマイルド、非常に食べやすい美味しさを感じることができました。
飲みものでいえば「コーヒー」がすごく合いますね。
レミーマルタンとチョコのマイルドさがコーヒーの個性と協調しまうのでしょうか。
この洋酒チョコはかなりおすすめです。