明治の新しいチョコレートが発売されていたので購入してみました。
緑色の変わったパッケージとタイトルが「アグロフォレストリー」という聞きなれない言葉だったのも、興味をひいたポイントです。
熱帯雨林とペリカンみたいな鳥もイラストで描かれていて、いかにも「フォレスト(林)という神秘的なイメージがビジュアルで迫ってきますね~
ツイッターでも取り上げましたが、このパッケージと商品タイトルを見た瞬間に「ああ、これはエコ系のチョコだな」と。
明治の板チョコでいい感じの新製品が出ていたので、早速購入しました。アグロフォレストリーという名前で、エコ系農法で生産されたカカオを使用しているようです。#明治 #アグロフォレストリー #チョコレート pic.twitter.com/pWKYMgC4fz
— チョコゴリラ@スイーツ愛好家 (@cacaogorillaman) May 12, 2021
熱帯雨林で有名なブラジルでは近年、農地開発のために森林伐採を盛んにおこなっていて、すでにかなりの面積の森林がなくなっているというニュースをネットやテレビで見たことがあったので、余計にそう感じました。
アマゾンの熱帯雨林は地球上の森林量の半分を締めていて、地球の陸上で生産される酸素の16%を占めるといわれています(「アマゾンの熱帯雨林」-wikipedia)
それが減っていくということは、生物が生息するために必要な酸素の量が足りなくなるということ。
素人考えなので、どこまでが科学的に正しいのかは分かりませんが、地球上の酸素が失われていくことの恐ろしさ、木々が失われていくことへの不安は自分の中でかなり深いです。
そんな自然大好きな自分にとって、森林のなにがしかに貢献するようなタイトルとパッケージイメージのチョコに目を奪われない理由がない!
ということで、今回のチョコを買って「なぜそのタイトルをつけているのか?」「このチョコを買うことで一体どのような利益が森林にもたらされるのか?」「どんな味がするのか?」についてレビューしてみることにしました。
ではいざ!!
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明治アグロフォレストリーミルクチョコレート実食レビュー
裏面を見ると「アグロフォレスト」についての説明が書かれています。
【アグロフォレストリーチョコとは】
・森をつくるアグロフォレストリー農法をカカオ豆をカカオマスに使用したチョコレート(ブラジルトメアスー産)
【アグロフォレストリー農法とは】
・森林伐採地の荒れた土地を整える
・森の生態系に沿ってカカオの苗木を他の植物と一緒に植える
・先に高い木が成長して日陰を作ることでカカオが育ちやすくなる
・豊かな森と共にカカオが育つ
となっています。
カカオ豆そのものがエコというよりも、それを生み出すもとになる土壌や環境を森の生態系の合うように設計して作られた、という考え方になりますね。
森を育みつつ、その環境にマッチングした形で栽培することで森林全体の調和を保っていく農法だということ。
アグロフォレストリーの定義をググってみますと、
樹木を植栽し、樹間で家畜・農作物を飼育・栽培する農林業である。「アグロフォレストリー」と言う用語は、1970年代中期のカナダ国際開発研究センターの林学者ベネらが主導する思想的研究の中で誕生した
ということ。
すでに1970年代に存在していたのですね。
そんな「地球に優しい系」チョコの原材料の表記はこちら!
砂糖(国内製造)、全粉乳、カカオマス、ココアバター、脱脂粉乳
などが主要な原材料になっていますね。
砂糖がわざわざ「国内製造」というのが心憎い!
では中身を見ていきましょうか。
まずは銀紙。
開封です。
ブロック型の板チョコですね。
明治のノーマルな板チョコよりも小ぶりでしょうか。
香りはカカオが少し強め。
この時点では甘さはそこまで感じません。
「厚み」はこの手の板チョコにしてはそれなりにありますね。
ロゴもしっかり。
裏は普通ですね。
ではここから実食!
パキっというよりも、少しジュワッとするような「粉っぽい」歯ごたえを感じます。
完全に固いというよりも、湿り気をわずかに帯びた「ガシュッ」とした食感。
続けてくる味わいは意外に「濃い」です。
甘さはあるのですが、それと同時にカカオのコクと濃さもすごく濃密に感じられました。
ダーク味のミルクチョコの味わいで、噛むうちにフワッと漂うフルーティーさもすごくいい。
はっきりと「果実」感が出ているわけではないのですが、ほのかに酸味を感じさせてくれます。
甘さもしっかりあるので、無味乾燥な感じはまったくしません。
それでいて後味はさっぱりしていて、最後に残るのはコクと濃さのほのかなるカカオフレーバーでしょう。
これはかなりイケてますね!
結論
はっきりいって「美味しい」です。
文句のつけようがありません。
ミルクチョコの食べやすさと、カカオマスのコク深さが絶妙に嚙み合っています。
固すぎない少し粉っぽいような食感も、個人的にはすごく気に入りました。
店舗で買う場合は、ノーマルの板チョコ(100円)に比べれば少しだけ高いものの(税込み180円ほど)、他の明治のヘルシー系チョコ(300円前後)に比べて全然お得な価格になっています。
アグロフォレストリー農法で生産されたカカオ豆が売れるようになれば、アマゾンの森林再生にも大きく寄与できると思うので、これからもリピートし続けようと思っていますよ。
明治さんには、今後もシリーズのレギュラー化と新作リリースをぜひ!です^^
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