スイスが誇る世界的チョコレートブランド「リンツ」のリンドールです。
これまで何度か取り上げてきたチョコシリーズ「リンドール」。
ホワイト、エキストラビターとそれぞれの個性と旨みに舌鼓を打ってきましたが、今回はこれまでレビューしてきた3Pシリーズの最終形ということで「ミルク」味を実食したいと思います。
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リンツと歴史とリンドールの誕生
リンツって何?というチョコレート素人の方のために、簡単にというブランドについて説明しておきましょう。
リンツの萌芽は1845年にスイス・チューリヒの町で小さな菓子店として誕生した。
1879年には薬剤師の息子だったロドリフ・リンツが新しい食感のチョコレートを発明、その後、ルドルフ・シュプリングリーがリンツの店を買収し、現在のリンツ&シュプリングリ―の基礎を築いた。
1949年には、看板商品となるトリュフチョコレートの「リンドール」を販売、1960年代にスイス国内のチョコレートメーカーを相次いで買収し、企業規模を拡大した。
現在、世界中に300以上の店舗を開設・運営している。
リンツ&シュプルングリー - Wikipedia
ざっとこんな感じでどうでしょう?
店の始まりが1800年代に至るというから、チョコレート店としては、かなりの老舗だということが分かりますね。
そんなリンツの看板商品「リンドール」はすでに1940年代に開発されたというから、これもかなりな老舗のチョコレートということになります。
ではそんな老舗のリンドールチョコを次の章で実食することにしましょう!
リンドール・ミルク実食!
赤いパッケージで登場です。
中身は相変わらずのキャンディータイプ。
華やかな色使いに目を魅かれますね。
完璧なまでの球体。
真ん中のポチ丸がスターウォーズのデス・スターを思い起こさせてくれます。
全宇宙が我が手のひらに!
宇宙は置いておくとして、香りはあっさりと薄いミルクとカカオマスの匂いがします。
小ぶりだけど、なかなかの質感で中身が凝縮している感がうかがえます。
ブレットナイフで切ってみると・・・
きれいに割れました。
中にはちょっとした空洞部分の痕跡があり、そこにチョコレートクリームが入っています。
外側のチョコシェルよりスムーズで柔らかいですね。
嘗めてみると、これがものすごく甘いだけでなく、コクのある風味が漂ってきます。
なんだろうと思って、原材料を見てみると「バターオイル、麦芽エキス」とかいてあり、ああそれかと。
チョコに麦芽を入れるとは、マクビティの全粉粒ビスケットに匹敵する「コクまろ感」を演出してくれてますね。
甘いだけでなく、もう少し深みのある味わい・・・
チョコシェルの少し固めの噛みごたえと、中のクリームのソフトな風味が口の中で渾然一体となって、食感本能を刺激してくれるチョコレート。
これはかなり美味しいです。
まとめ
リンドール3兄弟「ホワイト、ビター、ミルク」の中で最も「美味しい」と感じたトリュフチョコでした。
これはたぶん麦芽の風味の成せるところが大きいと思いますね。
コクと甘さが調和すると、こうまで味わい深いチョコができるのかと。
本格派の味わいとは、まさにこのことですね。
170年の歴史を持つスイス随一のチョコレートブランドに乾杯です^^
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